アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング

ぼちぼち映画を見ている。

今月10本目。2桁見てるのね。暇なのね。

 

というわけで、今回は「アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング」をアマプラで視聴。

容姿にコンプレックスを持ち、積極的になれない女性レニーが、頭打って自己肯定感ましましになって「わし美女やんけ!」て思い込んであらゆることが絶好調になるが...という話。

正味、レニーは容姿端麗とは言い難い。そんな彼女が「わし美女やんけ!」てなるのは、非常にコメディーチックで笑ってしまう。誤解を恐れずいうのであれば、苦笑である。

この映画の凄いところは、主人公の変身を心の変化で示したところにある。ハンサムスーツ的な容姿の変化ではなく、心の変化。だから最初は正直戸惑うのだ。いや、いうて何も変わってないやん!て。

物語が展開する中で、暗示が解けてしまう。自己肯定感ゼロのおブス行動連発。悲しむ彼女は自分の魔法が解けてしまったことで、全てがダメになったと思ってる。でも客は知っている。いや、だからお前何も変わってないやん!て。

このツッコミを入れるなかで、ストンと理解するはずだ。第三者視点で彼女の中で変わったものは何なのか、それを見ていたのだから。

 

自信を持て、と言うのは簡単だけど、実際のところかなり大変。

でも自己肯定感を持って、胸を張って生きるのは難しいことだけど、それって最高にクールなのだ。

わしも自信なんて皆無である。でもちょっとだけ、考えすぎなのかなって思えたかな。

 

序盤のビキニバーで割とこの話の要点がつかれている。美女に混じって美女コンテストに出たレニー。最初は嘲笑。でも彼女の姿に客は心奪われていく。コンテストは美女が優勝したけど、それについて司会者が裏でひとこと。「深夜タイヤがパンクした時に一緒にいたいのは間違いなくこの子だ」

 

つぎは1人じゃなくて女の子と見たい。